フローチャートを頭の中で書く

白状と懺悔をしておく。OO開発、UMLが日本でも使われだしたころに飛びつき、社内で「布教」をした一人であるwフローチャートじゃなくてさ、どうしてもとなれば、UMLでアクティビティ図でいいじゃんとしていた。まあ、それはそれでフロチャート、手続き型言語で構造化プログラミングの経験者ばかりの時は、それで、そこそこ良かったんだ。でも数年経過すると状況が変わった。最初からOO言語の世代が来てからだ。なんかメソッドの中の記述が不自然だよなぁ・・・話が通らないなぁ・・・wなんでだ?JAVAしか知りません・・・ですか・・・そうですか。JAVA最高、他の言語触りたくないですか、そうですか。
UMLではアクティビティの作成は任意である。必要があれば・・・でいい。俺もそうなんだが、自分でコードを書くときには、詳細設計レベルでのフロチャート、アクティビテイは、ほとんど必要としない。要するに、コードを書きながら、自分の頭の中で、フローチャートも書いているんだな。これは特別なことじゃない。昔ながらのレガシーな手続き型、構造化言語を前提とした詳細設計をやった人間は、無意識にできてしまうほうが多い。
だが、いきなりJAVAから実務に入って、クラス図とかは一生懸命やっても、アクティビティは省略されることが多いので、この経験と訓練がないまま時間が過ぎてしまった世代が出てきた。

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