フローチャートの書き方と記号
フローチャートの書き方という話になると、その記号の丸暗記の話に置き換わってしまうことが多い。しかし、フローチャートの記号など、必要があれば、いくらでも参照できるのだ。また実務で必要に迫られて使い出せば、自然に頭に入ってくる。フローチャートの記号などを金科玉条で、何も考えずに暗記しようとする授業が、情報系の学校、IT系の学校で行われているとすれば、それは実に貧弱な、悲しい授業といういことになる。フローチャートの書き方で大切なのは、記号の暗記ではなく、事象なり対象の構造あるいは遷移を洞察する力、自分でその構成、流れを描き出す力である。これができれば、フローチャートの記号など、すぐに思い出せるし、そもそもフローチャートは、その表現のひとつの方法にすぎない。
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